『300』見てきた

ちょい前にCATVでやってた『300』とからめたスパルタ特集に食いついてしまい見てきました、『300』。
予想してはいたんですが、、これ面白すぎ

スパルタの戦士が赤いマントとブリーフ一丁なところからもわかるように(わからんか)男臭しかしない映画。何でか冒頭から乳が次々と出てきたりもしますが、そんなのこの映画の”漢”からしたら鼻くそみたいなもの。さらに言えばストーリーもまぁあるにはあるけど、それもこの映画にとってはおまけみたいなもの。
とにかくそこにあるのはひとすら漢、戦い、死体、血、怒号、叫び。戦闘シーンの間に申し訳程度に話が展開してたけど、それは言うならば異常に濃い戦闘シーンで上がったテンションを、作った方・見てる方の双方が落ち着かせるための休憩でしかないかと。始まったときから血管切れるようなテンションで映画が始まって、そのまま突っ走るという極めてまれなアホ映画。アホをここまで貫けるその才能に惚れました。監督がどうにもこんな映画が作りたくてしょうがなかったんだろうなあ、と。
そして何より素晴らしいのが戦闘シーン。俺が今まで見た映画史上最強。あまりにかっこよすぎて最初に見た戦闘シーンの後に「コレばっかりで映画作ってくれていい」とさえ思いましたよ。まぁ実際その後も戦闘シーンはコレでもかと出てくるので若干おなかいっぱいにw

勢いあまって戦闘シーンでは色んなものが飛び交うのでグロが苦手だったり、血が飛び散るような演出に嫌悪感を持つような人は絶対みてはいかんです。デートに選ぶと確実に人格を疑われますw
逆にスターシップトゥルーパーズとか好きだったり、無双をサルみたいにやり倒したり、煽り演説にテンションが上がる人にはオススメではないかと。まぁほんとに中身はどこにもない素晴らしきアホ映画でした。アンタ最高だよ監督!