WEB標準の日々とか行ってきたよ

微妙な仕切りの悪さでトラブル風な匂いを事前に振りまいていた「WEB標準の日々」とやらに行ってきてみました。会社でレポートをまとめなきゃいけないのでそれのドラフトついでに細かいレポートを書こうと思ってたのですが、それは力尽きたので得意の箇条書きの雑感とかを。

自分がユーザーエクスペリエンスとかユーザビリティとかのセッションに出たせいもあるんだろうけど、頻繁に出てきたのがIDEOのメソッドとか”観察”って単語。
HTMLのタグだけを使った装飾から始まったWEBのデザイン(デザイナー)がデザインクオリティの向上、ユーザビリティの実装、SEOの最適化、とか色々模索してきて今たどり着いているのがそこなのかな、と。

で、なんで今そういう話がぼこぼこ出てきてるのか、って考えてみるとWEBの界隈でデザイナーとかディレクターって仕事をしてる人たちって、最近までなんとなくチームをマネジメントするようになって上がり、ぐらいまでしかキャリアパスが描けてなかった気がするのです。そこに最近アップルやIDEOイノベーション話とかトム・ピーターズがデザイン魂って言いだした。すると、エロイ人たちから「そういう仕事を誰がやるの?」「後ろのシステムとユーザをつなぐUIを考えたり、経験をイメージしてデザインするのは誰が得意なの?」って声が上がってきたところで、情報をどう整理してどう見せようか、とか、ユーザにとって何が使いやすさで分かりやすさなんだろう、なんてことを悶々と考えながらデザインとか仕様書とかを作ってた人に光が当たっているのではないかな、と。ま当然本人たち(オレ含め)もここぞとばかりに上流やキャリアパスが見つかった!ということで諸手を上げて「やるやる」言って、その声やスキルが可視化されだしたところだと思う。

自分も30過ぎた時の自分がWEBデザイナーとしてどんなことをやってるのか、想像できなかった頃つうのが昔にはあったわけですが、なんかIA(インフォメーションアーキテクト)とかUX(ユーザエクスペリエンスデザイナー)とかID(インタラクションデザイナー)とかの、ありがちでかつ実体があるんだかないんだか分からない横文字の肩書きのポジションってのを作っていって認知してもらってそのポジションに居座るのが生きてく道かな、とか若干思ってみたりするわけです。まあ飽きっぽいんですぐ変わるかな、とも思うけど。

なんかうまくまとまらないのでまた思いついたら書くかも。
つうか全くまとまってないなあ。。。