トゥモローワールド

近所で借りてきて鑑賞。

あらすじとかはめんどくさいので省略。
床でごろごろ転がってるムスメの様子を横目で見つつだったり、クライヴオーウェンの名前がどうしても思い出せず劇中ずーーーっと気になってしょううがなかったり、途中でこの映画の中の謎はいつ説明されるんだろう、って気になったり、と本筋とはあまり関係ない余計な要素が頭の中に入りすぎていたせいで、この映画の持っていた最も主たる何かを見落としてしまった気がしないでもないかな、と言うのが見終わったあとの感想。ってそれは映画自体の説明に何一つなっていないか。
見終わって「あれ、説明は?謎が残ってるんですが、、」とか思ったんだけどしばらくするとそういう映画ではなかったんだな、と思う。説明が少ないことが、人によって色んな解釈をつけやすかったりさせて、この映画を語りたがる人を発生させてるのでは、と思た。(おれもか)

主要な人物が次々死んだりしながら話は怒涛のように展開していき、場面場面で希望だったり、失望だったり、絶望だったりが描かれるのだけれども、近未来の世界の設定とそこで起こる出来事を通して、それぞれの場面や局面で人がどのような行動をとり、どのような思いを抱くのか、そして命だったり希望の力だったりってどんなことなのってことを、それぞれの人の心理とか説明を描くのでなく人間と行動と結果を描くことで映像にしてる、自分にはそんな映画でしたとさ。良いとか悪いとかそういうのではない手ごたえのある映画でした。うーんうまく説明できん

しかし書く人間の量が増えてノイズも増えたのかamazonのレビューの質が下がりすぎな希ガス